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商品番号 W-BD17030106
価格9,449円(本体価格:8,590円)
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美しくエレガンスで調和の取れたソーテルヌ
このワインについて
生産者について
美しくエレガンスで調和の取れたソーテルヌ
このワインについて
シャトー・ギローは美しくエレガンスで、とても調和の取れたワインです。 熟成したパイナップルがレモンとライムのマーマレードが混ざり合わさったボトリチスの香りを帯び、ウェット・ストーンのミネラル感が新鮮さを与えます。 鮮明な酸味と相まって、ひじょうに洗練されたソーテルヌです。生産者について
シャトー・ギローは完全有機栽培のソーテルヌ格付け第1級。ソーテルヌで最もソーヴィニヨン・ブランの比率が高く(35%)、フルボディタイプの貴腐ワインを産み出します。元々、メゾン・ノーブル・デュ・ベイルと知られていたこのシャトーは、1766年にギロー家が所有し、名声が広がりました。シャトー・ギローのエチケットのデザインはその当時と基本的なデザインは同じで、最も古いエチケットデザインと言えます。
このエチケットデザインの由来は、ギロー家が元々プロテスタントであったことにあります。当時、プロテスタントには市民権や社会権が与えられず、抑圧されていました。ギロー家は、プロテスタントの礼拝堂を建設し、シャトー・ギローのエチケットはプロテスタントの色である黒にデザインされました。
プロテスタントの黒は、16世紀末に「黒は最も道徳的な色」との思想が生まれ、その後の市民革命、産業革命を経て、上流階級で流行した、ボー・ブランメルを始めとしたダンディズムの象徴、黒い燕尾服が礼服として認知され、現代でも礼服が黒なのは、このプロテスタントの思想を背景に生まれたとされています(仏教の黒は起源が異なります)。また、プロテスタントの黒を縁取るゴールドは、ワインの色合いを彷彿とさせます。
1855年にシャトー・ギローはソーテルヌの第1級に認定されました。この後も、シャトー・ギローは高い品質を維持しますが、大きな改革を行ったのは、1981年にフランク・ナービーがシャトーを購入したときでした、ナービーは新しい思想の基、シャトー近代化をしていきます。
最初の改革は、1930年代に植えられた赤ワインブドウをブドウ園から取り除くことでした。これに続いてセラーとワイン醸造設備の近代化を行います。新しい排水システムを埋設し、ブドウの密度を上げる為、多くの再植栽を行いました。
2006年から、現在のオーナーに代わり、更なる改革を行っています。現在は4人の共同経営となっています(ザビエル・プランティ、ロバート・プジョー、ナイペルグ伯爵、オリヴィエ・ベルナルド)。