「サン・トーバン、サン・ロマン、ペルナン・ヴェルジュレスなどの村のワインはムルソー、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ、アロース・コルトンのものよりも「劣る」とかつては考えられていたのだが、気温の高い夏のおかげで現在では少なくともそれらに並ぶようになった。」とジャンシス・ロビンソンから称賛されている今産地です！

一般的に、冒頭の3つの村などのワインは、その後に列記された著名村のワインよりもお財布に優しいわけですから、ブルゴーニュワインラヴァーにとっては朗報と言えるでしょう。

マルトノ家は、ぶどう栽培家として1387年まで遡るサン・ロマン村の名門。

この村の畑は標高が高く、重厚な岩石基盤に乗った石だらけの急斜面畑であり、大部分は白亜質を含む石灰質土壌。まさしくミネラリーなワインを造るためにあるようなテロワール。

ダミアン・マルトノはこう言います。

「昔のサン・ロマンはミネラルや酸がやや突出して感じられるきらいがありましたが、近年は温暖化のためかブドウが毎年完熟するようになり、果実味がたっぷりとのるようになりました。「新・サンロマン」とも言うべき今のスタイルでこそ、ミネラルの真の旨味を堪能していただけると思います」 「ブルゴーニュ随一のミネラル」と「温暖化による豊かな果実味」が掛合わさった、新しいサン・ロマンをご提案いたします！