トップ > シャンパーニュ
トップ > シャンパーニュ > シャンパーニュの注目生産者 > ローラン・ペリエ
トップ > スパークリングワイン
商品番号 W-CH14042405
価格9,218円(本体価格:8,380円)
[84ポイント進呈 ]
申し訳ございません。ただいま在庫がございません。
最低4年の瓶熟を経たロゼ
このワインについて
生産者について
最低4年の瓶熟を経たロゼ
このワインについて
1968年に生まれたキュヴェ・ロゼ。醸造のあらゆる段階で完璧なスタイルを見せるこちらのキュヴェは、こだわりの製法で美しいカラーと果実のアロマがぎゅっと詰め込まれています。ピノ・ノワール100%。10か所の異なる区画から集められたブドウは48時間から72時間果皮ごと漬け込まれることで、その香りと芳醇な味わいを引き出されます。最低4年瓶で熟成されたロゼはチェリーやストロベリーの香りで満たされています。生産者について
自然と人に優しいワイン造りを実践しているローラン・ペリエ。小さく始まったメゾンはいまや世界中で愛されています。1812年、シャンパーニュ地方トゥール・シェル・マルヌ村にこのメゾンの前身となるネゴシアンが誕生します。始めたのは元樽職人のアンドレ・アルフォンソ・ビエル。
その後、醸造責任者であったウジョーヌ・ローランと彼の妻マティルド・エミリー・ペリエが後を引き継ぎ、メゾンの名を「ローラン・ペリエ」と改めます。ウジョーヌ亡き後は妻マティルドがメゾンを統率し、1920年にはイギリスへの輸出を開始します。当時最大の販売市場であったイギリスへの輸出は、メゾンの大きな発展へとつながりました。
しかし、マティルドの死後メゾンは勢いを失い、さらに世界恐慌などの社会情勢の影響を受け経営状態は悪化します。この窮地に陥ったメゾンを救ったのが、マリー・ルイーズ・ランソン・ドゥ・ノナンクールです。
マリー・ルイーズは1939年にローラン・ペリエの経営権を持つと、第二次世界大戦中の厳しい状況の中、メゾンの復活のために力を尽くします。戦争が終わった1945年、マリー・ルイーズの次男であるベルナールはシャンパーニュに帰還し、母を手伝うため4年間の修行の入ります。シャンパーニュの醸造から営業まで、シャンパーニュに関わることすべてについて学びました。そして28歳の時に母の後を継ぎ、メゾンの経営の指揮をとることとなったのです。
このメゾンの信条である「伝統を重んじ、人を大切にすること」を守りつつ、ベルナールは精力的に改革にも取り組みます。この時も過去の厳しい修業時代の経験が生かされました。現場の仕事に精通している彼はブドウ栽培者の信頼を得、独創的なシャンパーニュを生み出すことに成功します。現在160ヵ国以上の国でこちらのメゾンのフレッシュでエレガントなシャンパーニュが愛されています。
また、ローラン・ペリエは英国王室との親交も深く、1998年には「プリンス・オブ・ウェールズ」の認証を受けています。さらに2011年のウィリアム王子の婚礼の際には、その晩餐会でのアペリティフに《ローラン・ペリエ ブリュット》が振舞われ、ワイン評論家ロバート・パーカーの『ワインバイヤーズガイド』でも最高得点を獲得しています。
2010年、ベルナールはシャンパーニュに捧げたその人生を終えますが、メゾンの歴史は娘であるアレクサンドラに引き継がれ、新たな時代を迎えています。