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飲み頃はいま!フレッシュな果実が癖なくおいしい南仏赤ワイン! このワインについて シラー60% ムールヴェードル40%。ソフトプレスにて圧搾。コンクリートタンクで3ヶ月間ゆっくり発酵させた後、小型コンクリートタンクで11ヶ月間熟成。軽いろ過で瓶詰め。甘くてフルーティー、非常にジューシーでフレンドリーな果実味が口いっぱいに広がります。生産者について フランスは南、モンペリエとトゥールーズの間に位置する丘陵地帯、 モンターニュ・ノワールの地に15ヘクタールを所有するワイナリー。土壌は石灰岩質を中心に、シスト土壌と粘土質土壌も含まれています。ファーストリリースは2003年で、まだ新しいワイナリーですが、ビオディナミの手法に基づき生物多様性を創る事を重要視したブドウ栽培を心掛けている信念ある造り手です。機械はほぼ使われず、動物や虫の力を借りて畑を健全に保っています。南仏のしっかりとした果実味が感じられる今後が非常に注目されているワイナリーです。pick up
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さぁ飲んで飲んで、とアピールが強いこのワインを造った生産者の名は、エガルティ・ドメーヌ・ドゥ・シャマン。
南仏ラングドックの恵まれたワイン産地、モンペリエとトゥールーズの間に位置する丘陵地帯、 モンターニュ・ノワールの地で有機栽培とビオディナミの手法に基づいたワイン造りを追求している、 ファーストリリースが2003年とまだ新しいワイナリーです。
そのワイナリーの代表作がこちら!
●【 オープン・ナウ 】
直訳すると【今開けて!】(笑)
抜栓したコルク側面には「Well Done(よくできました)」というメッセージがあり、 遊び心も垣間見えます。
機械類や、収獲したブドウを運ぶ為のトラックの使用は土壌に悪影響を与えるという考えから 極力抑えられており、その代わりに馬、豚、にわとり、ハチ、そして羊といった動物達とともに 生物多様性を創る事を重要視したブドウ栽培を続けた結果、2010年には AB、翌2011年には demeter の認証を取得しています。
ワイナリーと言うと、なんとなく醸造がメインだと思われがちですが、基本は農家さんなんですね。
では醸造はどうでしょうか。
ブドウは破砕をせずシラーとムールヴェードルをそれぞれコンクリートタンクに投入、ブドウは自分の重みで自然と潰れ、液体と個体が交じり合う状態に。培養された酵母は使わず、ブドウ自体に付着した野生酵母により3週間ほどかけじっくりと発酵が進みます。
発酵後、シラーとムールヴェードルの50%はそのままタンクにて熟成。残り50%のシラーはフレンチオークの古樽にて1年間熟成させる。この熟成の後に澱も含めて全てをブレンドし、小さいコンクリートタンクに移し替え、2年間澱とともに熟成させノンフィルターで瓶詰め。
…はい、しっかりと深い考えの下造られています。
これはテイスティングせずにはいられません!
シラー由来の スパイス感 がよく出てますが、それを前面に出しただけというわけではなく、熟したフルーツを想像させる果実味や酸味など、全体のバランスが良好な完成度の高いワイン!
…と、ここまでだけなら、よくあるラングドックの果実味たっぷり濃厚系ワインを想像される事でしょう。
しかしここに自然派ならではの優しいニュアンスが加わる事で、奥深さと凝縮感、体に染み渡るような透明感が備わり、ただのラングドック産という枠には納まらないワインに仕上がっています。
こんなに手間をかけて造られたワイン、さぞかしお値段が…と、お思いですよね。それが…
●1000円台で手に入ります!!
上記の説明からもわかるように、自然派というと手間もかかり、失敗するリスクも非常に高まるんです。
正直ビックリです。
自然派ワインがお好みの方には定番、馴染みの無い方の入門にも最適、自然派云々に興味の無い方でも素直に美味しく楽しめる、1,000円台としてはかなりオススメの1本です!