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クロアチアのスロヴォニア製のオーク樽を太陽光の下に置いて熟成させるという独自の製法 このワインについて ビオンディ・サンティのシンボルでもあるこのワインは、ワイン好きならずとも一度は目にしたことがある美しいラヴェルが特徴です。歴史的なブドウ園から収穫されるブドウを、クロアチアのスロヴォニア製のオーク樽を太陽光の下に置いて熟成させるという独自の製法を守っています。そして、驚くべきことに「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」は20年から40年の保存が可能と言われているのです。ビオンディ・サンティ家の現当主フランコは常に、飲む数時間前にボトルの栓を抜くようにと呼びかけています。 光を通す美しいルビー色の「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」は、繊細な花々の香りのあとに、甘く優しいスパイスが香ります。そしてジンジャー、バーベナ、ミントのほのかな香りが続くのです。味は、香りと対照的に非常に貴族的で厳格です。ドラマチックにブルネッロ特有の深い味わいにたどり着くのです。 「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」は、アニバーサリーなどの大きなイベントのさいに栓を抜くのにふさわしいワインと言われています。そのような機会に、洗練された肉料理とおいしくいただけます。また、食事の締めに飲むのにも向いていると言われています。 生産者について 「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」=ビオンディ・サンティ家イタリアにあまたあるワイナリーのなかで、ここまで一つのワインの誕生と歴史に密接に絡み合ってきたワイナリーは存在しません。 その起源は、1800年代にまで遡ります。代々、自然科学の研究者を輩出してきたサンティ家にクレメンテという男性が登場します。クレメンテ・サンティは、その生涯を「サンジョヴェーゼ種」の研究に捧げました。その彼が考案した赤ワインが「ブルネッロ」であったのです。1867年のパリ万博にも出展された「ブルネッロ」は、その後もサンティ家と躍進を続け、モンタルチーノの醸造業のリーダーとして君臨してきたのです。その栄光に満ちた伝統と歴史は、すべてのワイン醸造業者のあこがれの的と言われています。 本拠地であるグレッポのワイナリーから毎年世に送り出される「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」は、現在でも世界の中でも最も重要なワインと位置づけられています。 pick up
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「イタリアワインの女王」と呼ばれるブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。その生みの親ともいうべきビオンディ・サンティは、その誕生から100年以上経った今でも、唯一無二の個性を持つブルネッロを造り続け、その信念と伝統を守り続けています。
そのビオンディ・サンティのブルネッロの特徴は、なんといってもその長命さ。一説には100年の熟成期間を経てもなお、輝きを失わなかったという逸話も残っていて、今回ご案内するバックヴィンテージ2008年も、いまだ熟成の途中、と言えるかもしれません。
信念と伝統を宿すブルネッロ・ディ・モンタルチーノの原点!ぜひお客様のセラーで開栓の時をお待ちください!