アパッシメントとは、陰干しぶどうを使うワインの造り方 をいいます。


イタリア産の高級赤ワインとして知られるアマローネも、アパッシメント製法で造られるワインのひとつ。収穫後のぶどうを、スノコの上で陰干しし、糖度を高めたぶどう果汁を発酵させ造るのですが、アマローネがお高くなってしまう理由のひとつが、このアパッシメント製法にあります。


このアパッシメント、かびが生えないように細心の注意を払ったり、整った設備も必要ですし、また陰干しすることで、一般的にぶどうの量は3分の1以上も減ってしまうため、通常の3倍ものぶどうが必要となる、大変に手間とコストがかかる製法と言えます。


このアパッシメント製法、赤ワインで多く使われるのですが、ご紹介するこのワインは、なんと


●白ワインのアパッシメント！


このワインの生まれ故郷イタリアでも、新しいスタイルのワインなんです！


このワインは、南イタリアで多く栽培されているフィアーノと、シャルドネをブレンド。コストを抑えながら、アパッシメントの風味も楽しめるように造られた、いいとこどりのワインです。


いちょうの葉をイメージさせる爽やかな黄緑色。リンゴや洋ナシなどの力強い香りとグレープフルーツの爽やかな香り。干し草やミント、香ばしい樽のニュアンスもあります。ほど良い酸味とフレッシュな果実味が口中で一体となり、クリーミーな滑らかさも併せ持っています。


あまり見かけない上に、
手間のかかるアパッシメント製法を使った
コスパ抜群の白ワイン！

この機会にぜひお試しください！