|
「日本で飲もう最高のワイン2016」ゴールド賞(専門家部門)、ゴールド賞(愛好家部門) このワインについて 素晴らしく洗練されたシャルドネ。アプリコット、桃、ヴァニラ、蜂蜜などの複雑な香り。程よい酸味とオーク樽のニュアンスが感じられる一方で、ヴァニラ、蜂蜜、プリンや桃などを思わせる複雑さを帯びており、バランスに優れた辛口の白ワインに仕上がっている。選別、除梗、破砕後、圧搾されたブドウは、温度コントロールされた低温のステンレスタンクの中でじっくりと発酵された後、オークで熟成されました。 生産者について アンドリューピースのワイナリーと畑が位置するのはマレー川の河岸。このマレー川は、ヴィクトリア州、ニューサウスウエールズ州、南オーストラリア州を流れるオーストラリア最長の川で、堆積された土壌と水資源により、昔から様々な作物の農業が行われてきました。アンドリューピースのワインは、この雄大なマレー川の恵まれた環境が育んだ力強く豊かなキャラクターで、国内外を問わず多くの人々に親しまれています。1960年代に当時国有地だった土地を買い上げ、ブドウ栽培を行ってきたアンドリューピースは、1996年よりワイン醸造を開始しました。当初は1,711トンだった収穫量は、現在では年間3万トン以上にも及び、家族経営のワイナリーとしてはオーストラリア最大規模にまで発展しています。 ワイナリーの設備は最新鋭で、すべてを自社で賄うなど品質向上には余念のない取り組みがなされていることから、生産されるワインの評価は非常に高く、オーストラリアの輸出業者トップ20に常に選ばれている他、1997年のヴィクトリア州ヴィンヤードオブザイヤー、1999年のテルストラ・スモールビジネスオブザイヤー、2011年の新興輸出業者オブザイヤーなど、数多くの賞を受け続けています。 ワイナリーの規模は大きくなりましたが、成功の鍵を握るのは家族の絆であるとピース家の誰もが信じており、その固い結束でより高品質なワインを作ることに情熱を掲げています。 灌漑設備が整った1,600haにも及ぶ大規模な自社畑では、シラーズとカベルネソーヴィニョンをはじめ、シャルドネ、コロンバール、クローチェン、ゴルド、グルナッシュ、マルベック、マタロ、メルロー、ピノグリ、リースリング、ルビーカベルネ、サンジョベーゼ、ソーヴィニョンブラン、セミヨン、テンプラニーリョ、ヴィオニエなど多岐に渡る品種が栽培されています。特に、シラーズとカベルネソーヴィニョンは主要栽培品種で畑の面積は270haほどになります。また、オーストラリアでは生産量が僅少であるサグランティーノも栽培されており、アンドリューピースのフラッグシップワインになっています。 この広大な畑と灌漑設備を有効活用するために、余っている畑で小麦、大麦、アブラナ、とうもろこし等の灌漑設備に適した作物を栽培する試みも行っています。また、ヤギや豚を飼育し、ワイン醸造の後に残ったブドウの皮を飼料とすることで廃棄エネルギーの削減を図っており、農業や環境の幅広い分野における可能性の追求を行っています。 pick up
|
正直な話、そこそこ美味しくて安いオーストラリアワインを探すなら、その候補はかなりの数になる事でしょう。
ちょっと大きいスーパーに行けば、オーストラリア産で1000円前後の銘柄は必ず置いてあるし、デイリー用途なら充分に満足なワインが多いのも事実です。
そんな中で注目したいのが 「ワインメーカーズ・ノート」 シリーズ。
これ、同じ価格帯のオーストラリアワインと飲み比べてみれば、頭ひとつ抜けたクオリティがきっとお分かり頂けるはずです!
■ラベルの数字は生産者による自信の証!
生産者はスワン・ヒルを中心に、広大な自社畑を所有するアンドリュー・ピース。
保管されているたくさんの樽の中から、醸造家自ら吟味したものを「ワインメーカーズ・ノート」としてリリースします。
シリーズでは共通して特徴的なラベルを用いていますが、「BATCH」と共に記された数字は、悩み抜いた末に選ばれた樽のロットナンバーというわけ。
アンドリュー・ピースの自信の証として、わざわざこういうデザインにしているんですね!
■この価格帯の白ワインじゃ、滅多に味わえない高級感!
ワインメーカーズ・ノートでは、ワンランク上の「レゼルヴ」になるとラベルの色が白から黒に変わります。
今回の 「レゼルヴ・シャルドネ」 は、この価格帯のワインでは驚くほどリッチに効いた樽の風味と、ふくよかなボディが楽しめる飲み応えある仕上がり。
パワフルではありますがキツすぎないので、様々なお料理と合わせても楽しむ事ができ、特にグラタンやクリームシチュー、タルタルソースのフライなどとは相性抜群!
白いラベルのスタンダードなシャルドネが、どちらかというとスッキリしたタイプなのを考えると、同じシリーズでも全く違う方向性で造られているのがわかります。
オーストラリア以外の産地を含めて考えても、 1000円ちょっとでは滅多に味わえない高級感 がある、かな〜りコスパの高い白ワインですよ!
■アンドリュー・ピースの解説・商品一覧はこちら