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サン・ロマン Saint-Romain
もし今からブルゴーニュのコート・ドールに畑を買って、上質な白ワインを造りたいなら、このサン・ロマンがお勧めかもしれません。南北に縦長に伸びるブルゴーニュのコート・ドール(黄金の丘)の中で、一際西にはみ出ているワイン産地。ムルソーから西にオークセイ・デュレス、その更に西にある村が、サン・ロマンです。元々はコート・ドールの一員として認められておらず、オート・コート・ド・ボーヌを名乗るアペラシオンでしたが、1947年に当時の市長ロラン・テヴナン氏の尽力により、コート・ド・ボーヌを構成する一つの村に加えられました。
畑の標高は350〜410メートルと、有名なコルトンの丘よりも高く、コート・ドール全体を見ても最も高い位置にあります。つまり、コート・ドールで一番冷涼な地域であり、土壌は活性石灰質の含有量が多い石灰岩で、シャルドネに溌剌とした酸と、キリッとしたミネラル感を与えます。
こうした条件により、赤ワインよりも白ワインに向いた土壌と言われ、白ワインの品質はグングンと向上中。地球温暖化の影響で、この冷涼な地域は生産者からも注目され、昨今サン・ロマンに畑を所有する造り手が増えてきています。
また、サン・ロマンは大手の樽メーカーである、フランソワ・フレールの本拠地があることで有名。DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)やルロワといった、ブルゴーニュ最高の生産者達も、このフランソワ・フレールの樽を使用しています。
サン・ロマンの主なリューディー(小区画)
サン・ロマンにはグラン・クリュ(特級畑)やプルミエ・クリュ(一級畑)は存在せず、全てがAOCサン・ロマンの村名畑となります。中でも「スー・ル・シャトー」、「スー・ラ・ヴェル」が優秀と言われており、将来プルミエ・クリュに格上げされるとしたら候補に上がる畑です。
コンブ・バザン(Combe Bazin)
ル・ジャロン(Le Jarron)
ラ・ペリエール(La Periere)
スー・ル・シャトー(Sous le Chateau)
スー・ラ・ヴェル(Sous la Velle)
スー・ロシュ(Sous Roche)
サン・ロマンの主な生産者
ジェルマン・ペール・エ・フィス
1955年にサン・ロマン村に創業したドメーヌ。2010年からは3代目のアルト・ジェルマン氏がドメーヌを引き継いでいます。サン・ロマンの他にも、ムルソー、ピュリニー・モンラッシェ、シャンボール・ミュジニー、ポマールなど幅広い畑を所有しています。アラン・グラ
1979年からドメーヌ元詰を開始し、所有畑の大部分がサン・ロマンにあります。サン・ロマンの中でも最上の畑と言われるスー・ル・シャトーに3ヘクタールを所有し、プルミエ・クリュへの昇格を目指して高品質なワイン造りを続けています。シャソルネイ
フレデリック・コサール氏が1996年に創業したドメーヌ。サン・ロマンの他に、オークセイ・デュレスやニュイ・サン・ジョルジュなどの畑も所有。フレデリック・コサール名義のネゴシアンものも有名です。