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商品番号 W-BD16110109
価格13,090円(本体価格:11,900円)
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甘いスパイスととカシスが香る魅力的なミディアムボディ
このワインについて
生産者について
甘いスパイスととカシスが香る魅力的なミディアムボディ
このワインについて
甘いスパイスととカシスが香る魅力的なミディアムボディのマルゴー・ワインで、この地域のテロワールをとても良く表現しています。 今開けて楽しむのも良し、今後10年の間に美しく進化するのも楽しみです。生産者について
オーナーのアンリ・リュルトンは、醸造学や品種学に精通した、ボルドーの著名な醸造家の一人です。彼が人と物を効率的に動かすシステムを作り上げたことで、シャトーの品質向上スピードが目覚ましくなりました。秀逸なテロワールを誇る葡萄畑から造りだされるワインは、凝縮感や純粋さが際立ち、なめらかな舌触りがファンの舌を唸らせています。カントナック村で唯一メドック格付け第2級の称号を得ているシャトーです。シャトー・ブラーヌ・カントナックは、18世紀にゴルス家が創立した「シャトー・ゴルス」が前身と言われています。1833年、シャトー・ブラーヌ・ムートンを売却したブラーヌ男爵が、シャトー・ゴルスの将来性に目を付け購入に踏み切りました。
現在の「ブラーヌ・カントナック」という名は、ブラーヌ男爵の名とシャトーがある村の名をとって、この頃に改名されました。ブラーヌ男爵は、ポイヤック村の銘醸シャトー・ムートン・ロートシルトも所有する有名な醸造家で、政治的人脈も豊富に持っていました。
1855年のメドック格付けでは、ブラーヌ・カントナックは第2級に格付けされましたが、当時は格付け水準のワインを生産していないとの周囲からの異論があったことから物議を醸しました。
品質に問題があると囁かれたブラーヌ・カントナックでしたが、1866年にロイ家に所有が移ると、ロイ家の類い稀ない努力により品質が向上していき、1914年には消費者から優れたシャトーだと評価されるまでに名実ともに成長していきます。
1920年にはネゴシアン組織、グラン・クリュ・ド・フランスが経営し、1925年にフランソワ・リュルトンの代からリュルトン家へと所有権が引き継がれていきました。リュルトン家は、徹底的に畑の改良に着手し、ワインの品質向上に努め続けた結果、このシャトーは以前にも増して高い評価を得るようになってきています。
近年のトピックスとしては、2011年のヴィンテージで、現オーナーのアンリ・リュルトンが気候変動に合わせてカルメネールのブレンドを行なったと発表がありました元来、ボルドーを起源に扱われていたカルメネールは、1860年代のフィロキセラの被害によりほとんどが絶滅してしまった背景がありました。わずか0.5%ほどの配合率となってはいますが、フランスのワイン造りでカルメネールが再び注目されたことが話題となっています。