ちょっといいボルドーワイン 「ちょい良ボルドー」 を飲みたくなる日ってありますよね。


高級なお肉をゲットした時、週末にプチ贅沢がしたい時…などなど、とっておきを開けるほどじゃないけど、 そこそこクオリティの高い銘柄を体が欲している事 って、ボルドーを愛する皆様ならきっとあるはずです！


今回はそんなタイミングで開けるのにピッタリ、素晴らしいコスパを誇る「ちょい良ボルドー」を発見したのでご紹介します！



その名は ル・クロシェ・デュ・プリューレ、 メドック格付け第4級のシャトー・プリューレ・リシーヌが造るワイン。


アペラシオンはマルゴーでなくオー・メドック、セカンドでもサードでもない別ラベルの位置づけでリリースされており、決して有名な銘柄ではありません。


それもそのはず、実はこれ…



●日本ではほとんど出回ってこなかったワイン！



でして、おそらくインターネットで検索しても、販売しているお店はほとんど見つからないと思います。



そういった マイナー銘柄の山にこそ、掘り出し物が隠れている というのがボルドーの面白いところ！


しかもそのヴィンテージは、言わずと知れた 大当たり2009年 なわけで、ボルドー好きならこういったのを見かけると…飲んでみたくてムズムズしてしまいますよね！？


というわけで期待に胸を膨らませ、さっそく1本開けて試飲してみたところ…

■テイスティングコメント カシスを思わせるフルーティーさに加えて、ドライプルーンなど干した赤い果実を思わせる魅惑的な香り。 グラスに注いだ瞬間から、部屋中へと華やかに広がっていく香りの芳醇さが、飲む前から 「いいワイン」である雰囲気 を漂わせます。 約9年の熟成を経ていながら、味わいとしてはまだまだ現役の力強さがあって、フレッシュな果実味を楽しめる状態。 一方でタンニンはしっとりなめらか、どちらかというと 陽気ではなく落ち着いた印象の強いワイン で、嫌みのない酸が全体を支え、バランス良くまとまった仕上がりです。 おとなしく上品、現在進行型で綺麗な熟成を遂げているボルドーワインで、今飲んでも美味しいですが、 あと数年寝かせてみても期待できる1本 となっています！

と、 「ちょい良ボルドー」として大満足 の素晴らしいコストパフォーマンスを発揮してくれたのでした！


本家プリューレ・リシーヌは 「知的なスタイル」 と表現されるシャトーですが、このル・クロシェ・デュ・プリューレもそれに通じるところがあって、品が良いながら芯のしっかりとした、エレガントで美味しいボルドーに仕上がっています！



第4級シャトー・プリューレ・リシーヌが造る、掘り出し物オー・メドック！

出回っていないのがもったいないほど上々のコスパ、「ちょい良ボルドー」が飲みたくなる日まで、ぜひご自宅にキープしてください！