スーパーセカンド筆頭格シャトー・コス・デストゥルネルを始め、五つの格付けシャトーを擁するサンテステフ。ポイヤック、サン・ジュリアン、マルゴーに比べれば若干地味ながら、力強いボルドーワインの産地として有名です。


他のボルドー銘醸地に比べて、ボルドーのジロンド川の下流に位置するサン・テステフは、上流よりも砂利質が減少し、粘土質が増えてくる場所に位置します。


粘土質は水はけが悪いため、ワインを育てる土壌の性格としては、軽視されがちなのですが、暑い年にはその保水性を生かし、ブドウにいい影響を与える事があります。


例えば2003年や、 優良ヴィンテージとして名高い2010年 は暑かったため、ワインの出来が良かった、といわれています。


またこの産地のもう一つの特徴として、メドック格付けの下のランク、という認識がなされている・・・


●クリュ・ブルジョワが多い！


クリュ・ブルジョワとは、1932年にメドック格付けに対抗する形で、当時の商工会議社などが、格付けにもれた優良シャトーを選出したことに端を発し、戦争などによって紆余曲折を経た結果、2003年に認められた公式格付。


その後もまだごたごたしたのですが、その話は割愛。現在は「認証」という形で制度が整えられています。


歴史上2度しか変った事の無いメドック格付と違い、ヴィンテージごとに官能試験や審査があり、その結果で認証を与えられるという、比較的フレキシブルな制度です。


そして今回紹介するシャトー・プランティエ・ローズは、 クリュ・ブルジョワの常連。
現在の制度が始まった2010年から、最新の2017年までその名を連ね続けています。


しかも今回のご案内は10年熟成の2010年ヴィンテージ！


●ん？2010年？


そうなんです！今回紹介するシャトー・プランティエ・ローズは、 サン・テステフが真価を発揮した と言われる、2010年ヴィンテージ！


しかもみなさんご存知の通り、2010年は偉大なヴィンテージとして、あまりにも有名な超当たり年！


そんな超当たり年2010年の銘醸地サン・テステフ、クリュ・ブルジョワが数量限定入荷！

ぜひお試しください！