超有名格付シャトーを擁する、ポイヤックやマルゴーなどを囲うように存在する、オー・メドック地区。


格付シャトーが五つ軒を連ねるボルドーのトップ銘醸地である一方で、コストパフォーマンスに優れた王道ボルドーが多くある、穴場優良産地でもあります。


もちろんある程度の目利きも必要にはなりますけど、 安価でとっても美味しいボルドーを見つける素敵な産地 なんです！


そんな中でも今回紹介する、シャトー・モンティーユ・デュ・ムリナは、銘醸地サン・ジュリアンに隣接するキュサック村にあるシャトーです。


キュサック村といえば、有名なシャトー・ボーモンやシャトー・ラネッサンなどの実力派シャトーが集まる・・・


●オー・メドックの一等地！


そして若い時ももちろん美味しいのですが、ボルドーの真骨頂は、熟成という人も多いはず。


熟成のポテンシャルってブドウの品種や土地の個性も関係あるんですが、 ヴィンテージによって左右される部分も多く 、だからこそ出来栄えが一目でわかる、ヴィンテージ・チャートというものが必要になるんですね。


そしてこのモンティーユ・デュ・ムリナは2002年のワインなんですが、そのヴィンテージ・チャートの評価としては、良年といったところ。しかしもう少し深掘ってみると・・・


●長期熟成向きな2002年！


とはいえ、もうそろそろ20年の月日が経とうとするワインを、その一言だけで評価を定めるわけにはいきません。というわけで試飲してみると・・・


きのこや腐葉土のような熟成香に紅茶のような香りが混じり、柔らかい口当たりと穏やかな酸味、角が取れてこなれたタンニン、そして長い余韻がまさに熟成ボルドーといったところ。


まさしく飲みごろ・・・！長期熟成に向いているというのはほんとうでした・・・！


そしてまだまだ朗報があります。このモンティーユ・デュ・ムリナなんですが、2002年のオー・メドックとして・・・


●市場最安級！ （2021年8月現在）


2000年代前半のオー・メドックが2000円以下で買えることはそうそうないでしょう！


ボルドー屈指の銘醸地オー・メドックが飲み頃！

長期熟成向き2002年が市場最安級！ぜひお試しください！