ボルドーの中心的産地オー・メドック。
数多の名シャトーが軒を連ねるポイヤックやマルゴーなどと隣接し、オー・メドック自体にも格付シャトーを擁する銘醸地です。


AOCポイヤックやマルゴーなどのお手頃シャトーが、次々と格付シャトーに吸収されていく中、 コストパフォーマンスに優れたワインを見つけることのできる産地 としても要チェックな産地です。


そんなオー・メドックの中でもポイヤックに近い立地＆1800年代から続く伝統のシャトーがこのシャトー・ベルナドット。実は・・・


●スウェーデン王室御用達！


美男美女揃いの「世界一美しいロイヤルファミリー」の異名をとる、スウェーデン王室由来の「ベルナドット」と名付けたのはこのシャトーを再建したスウェーデン実業家。


その後、1996年に格付2級シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドが買収し、めきめきと頭角を現します。


そのピション・ラランドの当時のオーナーであったマダム・ランクザンはこのシャトー・ベルナドットを大いに愛し、こう呼ばれるまでに成長させました。その名も・・・


●プティ・コンテス！


フランス語で「プティ」というと、小さいとか若いとかいう訳が付きますが、愛情をこめて自分の子供を呼ぶ際にも使われるので、そういった意味合いもあるのでしょう。


そして、ワイン業界的なことを言うならば、 「上位ワインのエッセンスを持ったお手頃ワイン」 という意味もあります。（ちょっとニュアンスが説明しづらいのですが・・・）


つまりこのシャトー・ベルナドットは格付2級シャトーのエッセンスを持ったボルドーワイン、と言うことができます。


しかも今回入荷してきたのが・・・


●グレート・ヴィンテージ2015年！


「ボルドーの復活を見た」といわれるほどの歴史的なヴィンテージ。凝縮感のある果実が取れた、熟成が必要な年です。


というわけでシャトー・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドの2015年ともなれば、数十年レベルの熟成が必要となりますが、このシャトー・ベルナドットは ちょうど飲み頃の入り口に立ったところ！


ボトル差はもちろんありますが、試飲したところ、濃厚な果実とタンニンにまとまりが出てきて、エレガントさも感じられる、まさにモダンなボルドー！


こういういきいきとしたクセのないボルドーが、一番万人受けするんだよなといった出来。でもタンニンや余韻にしっかりとワンランク上の風格も漂わせる、絶品ボルドーです！


格付シャトーのエッセンスを感じるグレート・ヴィンテージ2015年！

プティ・コンテスと呼ばれる、スウェーデン王室御用達ベルナドットをお試しください！