カリフォルニアの中でも、特に冷涼産地として知られるカーネロス地区。サンパブロ湾に近く、海からの冷たい風が吹き込む影響で夏でも気温が27℃近くにしか上がらず、シャルドネやピノ・ノワールの産地として多くのワイナリーが進出しています。

そのカーネロスがAVA認定されたばかりの頃からこの地に目を付け、ワイン造りを始めたのが「セインツベリー」です。

彼らの手掛けるワインは、リリース当時から瞬く間に脚光を浴び、遂にはホワイトハスにおいてエリザベス女王の歓迎晩餐会に選出！さらにはスペクテイター誌のトップ100ワインにシャルドネがランクインするなどし、「キング・オブ・カーネロス」と呼ばれるまでになりました。

こちらはカーネロスで有名なサンジャコモ・ヴィンヤーズのブドウを使用したシャルドネ。カーネロスの陽光を思わせるフルーティでボリュームのある味わい。樽熟によるバニラ風味も程よくアクセントを添える。後味には程よい酸味とハーブの香り、スタンダードのシャルドネとしては非常に高いクオリティです。