1894年、アルチュール・アグラパールによってコート・デ・ブラン地区アヴィズ村に設立されたアグラパール。孫息子ピエールの代に規模をさらに拡大し、現在はその息子パスカルがメゾンを率います。

パスカルは畑仕事を何よりも重視し、醸造には極力手を加えないテロワール主義で、フランスで最も権威のあるワインガイド誌「レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」にてクリュッグやジャック・セロスといった一流メゾンに並んで三ツ星を獲得しています。

「コンプランテ」＝混植の意。

2003年に植樹した異なる6品種を使用した独創的なキュヴェで、主要3品種（シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエ）に加え、ピノ・ブラン、アルバンヌ、プティ・メリエを同時に収穫し、6品種を同時に桶に入れて仕込む醸造法を取っています。

アルバンヌがもたらすボタニカルな香り、プティ・メリエによるエキゾチックなフルーツ香と奥深いアロマ。果実味、ミネラル、複雑さを備え、グラン・クリュ・アヴィズの真髄を感じられます。職人技の光る秀逸シャンパーニュです。