生産者は、もともとマコネでドメーヌ・デ・ドゥー・ロッシュを共同で立ち上げたジャン・リュック・テリエとクリスチャン・コロヴレイ。 彼らが、ブルゴーニュ以外でシャルドネとピノ・ノワールの新たな可能性を見出そうとたどり着いたのが、ラングドックのリムーにあるシャトーアントニャックでした。


標高が高く、周りよりも冷涼な場所に構えるこのシャトーは、1970年代にラングドックで初めて植えられたシャルドネとピノ・ノワールの畑が現存しています。


シャトーは2000年の初ヴィンテージでベタンヌ・エ・ドゥソーヴ誌に「極上のシャルドネ」という評価を受け、ワインアドヴォケイト誌でも「並外れた成功作」と高い評価を受けており、近年非常に評価が上がっているシャトーです。


このワインは、シャトーが持つラングドックで初めて植えられたシャルドネの古樹、若樹、そして樹齢45年のモーザックをブレンドし、独特のテロワールを表現しています。


香りはフレッシュでミネラリー。アロマティックな完熟果実の調和とバニラやナッツの甘く華やかな香りが特徴です。口当たりもまろやかで、フルーティなフルボディです。是非、ラングドックの歴史を感じながら楽しんでみてはいかがでしょうか。