このワインの生産者フォンカリューは、1967年、ラングドックに誕生した会員数1200名程のワイン生産者協同組合です。その名前は、メンバーである4つの村の名前から付けられました。


ラングドックをはじめ、南ローヌ、プロヴァンス、ガスコーニュに至る、4000ヘクタールの広域な畑を所有し、年間を通して、農家を細かく指導、タンクの管理やワインのブレンドに至るまで、データで細かくチェックをし、高品質なワイン造りをしている生産者組合です。


その努力の甲斐あって、国際品質規格のＢＲＣ（英国小売業協会）やＩＦＳ（国際食品規格）においては、最高レベルのＡＡ認証を獲得しているほか、ドイツのワイン専門誌「マイニンガー」で、「フランス最高の生産者組合20」のトップに選出されるなど、彼らの造るワインは世界中で高い評価を得ています。


ご紹介するワインは、カベルネ・ソーヴィニョン70％とシラー30％を使用した、凝縮した果実のうまみがありながらも、すいすい飲めてしまう赤ワイン。


完熟したカシスやブルーベリーを思わせるジャミーな果実香に、針葉樹やカラメル、ナツメグなどのスパイシーな香りも加わります。成熟した果実の甘みと適度な酸味とタンニンのバランスが良く、力強く飲み応えもありますが、飲み疲れしないフレンドリーなワインです。