パオロ・スカヴィーノなどの気鋭のバローロ生産者を世に送り出し、バローロボーイズの敏腕コンサルタントとして知られるマルコ・ディ・グラッツィア氏。


彼は、イタリア南部にありながら、冷涼な気候、エトナ火山によるミネラリーな土壌など、独特のテロワールを持つエトナで造られるワインに魅せられ、「地中海のブルゴーニュ」と称して、新たなワイナリー「テヌータ・デッレ・テッレ・ネーレ」を設立。エトナワインの魅力を、世界に発信しました。


そんな彼が、２００６年、愛娘エレナ（愛称エリ）のために設立した、極小規模ワイナリーが、この「レ・ヴィーニェ・ディ・エリ」。可愛らしいエチケットは、エレナが描く絵で、ワイナリーの売上の一部はフィレンツェの小児病院に寄付されています。


エトナ山の北側斜面に位置する小区画の優良畑で収穫されたぶどうを使用した、このエトナビアンコは、エトナの土着品種であるカッリカンテ80％を使用。オレンジの花の香りと品種由来のミネラルを感じる風味豊かな味わいが魅力の白ワインです。